|
平成16年度後期のNHK連続テレビ小説「わかば」は神戸と日南市飫肥の町が舞台となった。特に放送開始から四週間は物語の舞台は宮崎で、主人公若葉が伯父の家に身を寄せて暮らす飫肥の町、若葉が心を癒すために訪れる飫肥城址奧の杉林、若葉の通う宮崎環境造園大学のロケ地となった南九州大学、さらに鵜戸神宮、西都原古墳群、富土の浜辺など、さまざまな宮崎の風景が劇中に登場した。
また「飫肥天」や「飫肥せんべい」といったものも小道具的に登場し、ピーマンやスイートピーなどの特産品も象徴的に使用されていた。若葉の伯父、村上浩太朗は焼酎の醸造会社を営んでいるという設定で、焼酎造りの様子もふんだんに見ることができた。村上酒造のロケに使われたのは油津一丁目の旧家だ。
浩太朗の妻、幸恵を演じるのは宮崎県出身の女優、斉藤慶子で、この幸恵をはじめとして村上家の人々、若葉の友人たちの喋る「宮崎弁」も楽しいものだった。方言指導に当たった上原由恵が宮崎市出身であるためか、日南市の人たちの喋る言葉より宮崎市あたりの人たちの喋り方に近いものだったが、「がんたれ」という言葉がよく登場したり、「〜が」、「〜ちゃが」、「〜ちょる」という語尾に、宮崎弁らしさを感じることができた。
|