横浜線沿線散歩

公園探訪
八王子市別所
秋葉台公園
April 1999
秋葉台公園
八王子市別所の東の端、京王線の「堀之内駅」の南東側にある公園だ。駅から歩いて十分弱といったところだろうか。このあたりは「秋葉台」の名の付く住宅街の一角であることからその名があるのだろう。
秋葉台公園秋葉台公園

公園は丘陵部の斜面を利用したものだが、その中央部のピラミッド状の構造物がひときわ眼を引く。丘陵の斜面に階段状に造られており、その中央部には長い滑り台が設置してある。滑り台の降り口には砂場などが設けられているが、その周囲の地面には奇妙な形状の起伏が造られている。これは「ピラミッド」の上部に登って見下ろせばわかるのだが、実は上から見ると鳥の形をしており、滑り台はその「鳥」の尾の部分を模した造りになっている。なかなか遊び心のある造形だ。

秋葉台公園
「ピラミッド」を登ると北側に眺望が開けて堀之内地区を一望できる。なかなか爽快な眺めだ。公園のすぐ東側にはゴルフコースがあり、その向こうは多摩市だ。ピラミッド状の構造物の南西側、公園の上段部分にあたるところは芝生の広場になっており、眺望の良さも手伝ってなかなかの開放感だ。その広場の西側には木立のある部分もあって、のんびりとくつろぐには良さそうな場所だ。そこから西側には住宅街が続いており、秋葉台小学校もすぐ近くにある。

秋葉台公園
実はこの公園の下を京王相模原線のトンネルが抜けている。公園の西側にはこの線路を見下ろせる部分があり、自分の足の下へと出入りする電車の姿が面白い。電車の好きな子どもたちなら飽きずに眺めているのではないだろうか。そこには面白い造形の椅子がふたつならんで設置してある。この椅子に座って夕方あたりに行き交う電車をぼんやりと眺めて過ごすのもなかなか興趣のあるものかもしれない。

規模もそこそこ大きく、もちろんトイレも遊具類も揃っているので、毎日のように近所の子ども連れのお母さんたちで賑わっているようだ。東側には駐車場もあるが、場所が少々わかりにくいのと駐車スペースが数台分しかないのが難点か。

住宅街の中の公園としてあくまで付近住民のための公園と言えるが、線路の上という立地と、ピラミッド状の構造物などはユニークだ。普段から堀之内や別所辺りにも足を延ばすことがあるという人なら、子どもを連れて来てみるのもよいだろう。
秋葉台公園