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野津田公園の北端、小野路屋敷の北側に「ばら広場」が設けられている。丘に囲まれた広場にさまざまな品種のバラが植えられて公開されているものだ。この広場は以前はただの草はらだったのだが、2000年以降になって「ばら広場」として整備されたもののようだ。2005年11月制作の野津田公園のリーフレットによれば、225品種、約600株のバラが植えられているという。バラの維持管理には「町田ばら会」という団体がボランティアで協力されているらしい。
200品種を超えるバラがひとつの施設内で見られるというのは特筆に値するのではないかと思う。各区画に植えられたバラは、それぞれすべて異なる品種だと言ってもいい。そうしたところは良い意味で「バラの見本園」のようだ。このような品種のバラもあるのかと、それぞれに異なる姿形のバラの花を丹念に見てゆくのはとても楽しい。バラはそれぞれに工夫を凝らして植えられており、ガーデニングの趣味の人などにはそれも興味のあるものかもしれない。 野津田公園の「ばら広場」はオープンしてからまだ数年しか経っていない(2006年現在)が、すでに知名度は高いようで、数多くの人が観賞に訪れている。三脚を据えてカメラのレンズを向ける人の姿も少なくない。バラの花というと洋風の庭園に似合う花であるように思うが、このような「里山」の風景の中で見るのもそれなりの興趣があって面白い。花の見頃は5月中旬から6月下旬、10月下旬から11月上旬の年二回だが、やはり初夏の煌めくような陽光がバラには似合っているような気がする。「庭園」的な風情を味わうことはできないが、200品種を超えるバラが咲く誇る様子はやはり見事なものだ。バラの好きな人、花の写真の趣味の人などにとっては見逃せない施設だろう。野津田公園には駐車場が複数あるが、「ばら広場」を目指して来園するのであれば、「西入口」の駐車場が近い。 |

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