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風薫る五月、陽光に新緑がきらめく季節は四季の森公園がもっとも魅力的に見える時期ではないだろうか。大型連休真っ直中の5月2日、折しも「四季の森公園祭り」が行われており、大勢の人出で賑わっていた。 |
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「あしはら湿原」は以前は水田として耕作されていたものだが、今は一面に葦の繁る湿原となっており、さまざまな水辺の生き物の生息地となっている。周辺の水路にはホタルも生息し、六月中旬にはその美しい姿が見られるという。湿原の西の散策路は未舗装の田舎道を思わせる小道で、傍らの雑木林からは野鳥の声が聞こえてくる。かつてここが水田であった頃には、きっと美しい谷戸田の風景が広がっていたことだろう。 |
「祭り」というだけあって、園内の「野外ステージ」ではさまざまなイベントが行われていた。地元寺山町の人々が協力しているようだ。「北口広場」あたりにも祭り装束に身を包んだ人たちの談笑する姿があった。その和やかな様子もまた、初夏の休日の公園のひとつの風景であるようだった。 |
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この季節の四季の森公園は、桜は終わり、花菖蒲や紫陽花にはまだ早く、花が目当ての人には少々物足りないかもしれないが、瑞々しい新緑の輝きと爽やかな風の薫りはそれを補って余りあると言えるだろう。お祭りで賑わう公園も楽しいものだが、人混みを避けて連休の過ぎた週末あたりを選んでのんびりと訪れれば、自然溢れるこの公園の魅力をさらに存分に味わうことができるだろう。 |

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