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相模原市当麻の当麻山無量光寺は時宗の開祖である一遍上人の縁の寺として知られている。諸国遊行の途中の一遍上人が亀形峰(きぎょうほう)と呼ばれる丘の上に妙見菩薩の祠を見つけ、ここに金光院という庵を結んで修行に励んだのが寺の起りであるという。鎌倉時代の1261年(弘長元年)のことであったらしい。後の1303年(嘉元元年)、一遍の弟子であった真教が遊行の後にこの地に無量光寺を建立し定住したという。
無量光寺は神奈川の景勝50選にも名を連ねており、相模原の景勝地としてよく知られている。相模川を見下ろす丘の上にあるが、境内は木立に覆われて相模川の景観を見ることはできない。国道129号線が近くを通ることもあって、かすかに車の騒音も聞こえてはくるものの、境内は世俗を離れた静寂に包まれている。池を中心とした庭園は鎌倉・室町期の築庭手法をとどめるものだいう。
寺社に興味にある人にももちろん見逃せない場所であるだろうし、花に興味のある人なら当麻山公園と共に紫陽花が見頃となる初夏に訪ねるとよいだろう。JR相模線の原当麻駅が近く、歩いて10分から15分ほどだろうか。寺に残る木造一遍上人立像と古文書は相模原市の重要文化財に、寺の境内は相模原市の史跡に指定されている。 |

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