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四月の初旬、相模原市中央部の桜並木の道を歩いた。相模原市役所を中心にほぼ東西に延びる道路は、「市役所さくら通り」と名付けられ、桜の名所として知られている。桜の大木が延々と並ぶ、規模の大きな桜並木で、花期の景観はとても素晴らしい。訪れた日、すでに桜は盛りを過ぎ、はらはらと花びらの舞う中の散策だったが、それはそれでまた風情のあるものだった。 |
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JR横浜線を相模原駅で降りて南へ向かい、相模原五丁目に差し掛かるあたりの交差点を右に逸れて西に向かった。逸れずにそのまま南へ向かって「西門」交差点まで歩き、そこから「市役所さくら通り」へと進むのが「正攻法」のような気もするが、まず相模原市中央の街区の中心を抜ける桜並木へ立ち寄ってみたかったのだ。 道路は相模原三丁目と四丁目の境を、さらに七丁目と六丁目の境を東に延び、やがて国道16号線との交差点に至る。「中央一丁目」という名の交差点で、国道を挟んで向かい側右手が中央一丁目、左手は中央二丁目になり、その間に延びる道路が桜並木になっている。交差点のこちら側から見ると、遠近法的に道路の向こうへ収束してゆく桜の景観がとても美しい。
住宅や店舗などの並ぶ道を進むと、やがて「相模原消防署前」交差点に至る。交差点の南側の角に相模原消防署があり、同じ街区のさらに南側に相模原市役所がある。交差点を過ぎても桜並木が続く。ここから先は道の右手(北側)が中央四丁目、左手(南側)が中央三丁目になる。並木に誘われてさらに進む。ときおり頭上を見上げたりしながら、並木道の歩道を進むと、「中央五丁目」交差点に至り、桜並木はそこで終わっている。 |
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「横山二丁目」交差点から「市役所さくら通り」をゆっくりと東へ辿ってゆく。「市役所さくら通り」は車道を桜の並木が挟み込むような形で、その外側には停車帯などが設けられ、さらにその外側に歩道がある。通りの交通量は決して少なくはないのだが、歩道と車道が隔たっているためにそれほど喧噪を感じない。すでに午後だったので、学校帰りらしい高校生がときおり自転車で通り過ぎてゆく。相模原高校の生徒だろうか。
市役所前を過ぎると、相模原郵便局前を経て、間もなく相模原警察署前に達する。「相模原署前」交差点は国道16号との交差点だ。国道16号はケヤキの並木が美しいが、この季節はようやく芽吹き始めた若葉の淡い緑が春の気配を漂わせている。 |
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「市役所さくら通り」と「グリーンプラザさがみはら」とを合わせると、桜並木は1.5キロほどの長さだ。真っ直ぐに延びる道路に沿った並木の桜はとても美しく見応えがある。基本的に市街地なので、のんびりとした風情は楽しめないが、「街歩き」として考えればそれなりに楽しい。道路沿いのお店に立ち寄ったりしながら、のんびりと春の街散歩を楽しむのがよいように思える。また「市役所さくら通り」では四月の初めに「桜祭り」も催され、大いに賑わうという。その時に訪れてお祭り気分でお花見を楽しむのもよいものだろう。 |

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