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実は街区の名としての「多摩センター」は存在しない。京王相模原線と小田急多摩線、さらに多摩都市モノレールの駅名として「多摩センター」という名称が存在するだけなのだが、これらの駅周辺一帯の街並みのことも、地元では「多摩センター」と通称している。「多摩センター」にはさまざまな商業施設が建ち並び、繁華な佇まいを見せる。その名が示すように多摩ニュータウンの中心としての意味合いを持つところだと言っていい。 |
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多摩都市モノレールの「多摩センター」駅は、多摩都市モノレール自体がまだ歴史が浅く、2000年の開業だ。その頃には「多摩センター」の名はすでにこの一帯を指す「地名」として一般化しており、多摩都市モノレールの駅が「多摩センター」になったのも当然のことだろう。多摩都市モノレール「多摩センター」駅は京王線、小田急線の駅からは少し離れており、歩行者用のデッキで繋がっている。ちなみに多摩都市モノレール「多摩センター」駅は、2000年に選定された「関東の駅百選」の第4回選定駅のひとつになっている。車輪をモチーフにした駅舎デザインが評価されたものらしい。 |
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京王プラザホテル多摩の南側の建物には現在は多摩センター三越と大塚家具が出店しているが、かつては多摩そごうが出店していた。2000年に株式会社そごうとグループ各社が民事再生法の適用を申請して事実上倒産、多摩そごうも閉店した。「丘の上プラザ」と「丘の上パティオ」、京王プラザホテル多摩、多摩センター三越が向き合うところは東西に伸びる舗道と「パルテノン大通り」とが「交差点」を成し、ちょっとした広場のようになっている。各種イベントの会場ともなるところだ。
ベネッセのビルを右に見ながら広い舗道を東に進めばサンリオピューロランドだ。特徴的な建物が正面に見える。サンリオピューロランド手前、ベネッセのビルの東側には多摩美術大学美術館が、またサンリオピューロランドの北側には東京都埋蔵文化財センターがある。それらの東側には「上之根大通り」が南北に抜け、通りの東側は豊ヶ丘の住宅街だ。 |
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「多摩山王橋」交差点から「多摩ニュータウン通り」を少しばかり東に辿ると、「島田療育センター入口」交差点の脇から南東側へ斜めに逸れる道路がある。道路は「中沢池公園通り」という名で、奥まったところに中沢池公園がある。周囲はゴルフコースで、そのゴルフ場に囲まれるような立地だ。池を抱える公園で、花菖蒲の名所として知られている。駅からは少し距離があるが、花菖蒲が盛りを迎える季節に訪ねてみるのもいい。 |




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「多摩センター」は商業施設が建ち並び、休日には買い物客で賑わうところだが、買い物のついでに多摩中央公園でのんびりと過ごす人も少なくないようだ。駅前の街並みにも雑然としたところがなく、整然とした端正な佇まいを感じさせるのがいい。「多摩そごう」が閉店した直後の時期には少し寂れた観もあったが、また近年になって商業施設も増えて賑わいを増してきているように感じる。特に年末年始は恒例となった「多摩センターイルミネーション」が開催され、多くの人出で賑わうようだ。「多摩センター」へは当然のことながら京王相模原線や小田急多摩線、多摩都市モノレールでのアクセスが便利だが、車でやってくる人も少なくない。かつては駐車場が足りず、休日などには駐車待ちの列が道脇に並んだものだが、最近では駐車場も多くなり、それほど困ることはなくなったようだ。 |
