「やあ、元気だったか」と思わず声をかけてしまった。この身体の模様の特徴的な猫には以前も港の見える丘公園で出会ったことがある。予期せぬ再会に嬉しくなったが、向こうはこちらを覚えてはいないだろう。以前に出会ったのはもう数年も前のことになるだろうか。この猫もそろそろ老齢と言っていいのかもしれない。「いつまでも元気でいろよ」と思いながら、立ち去る姿を見送ったのだった。