日野市新井
向島用水親水路
Visited in October 2024

京王線高幡不動駅の北方、日野市新井地区に小川に沿った遊歩道が整備されている。「向島用水親水路」という。向島用水とその岸辺を親水公園として整備したもので、“水辺のある風景日野50選”のNo.41に選定されている。親水路は木々が茂って緑濃く、長閑な風情の中で散策を楽しむことができる。
向島用水は浅川に設けられた堰から取水し、新井地区の農業を支えてきた水路だ。その最上流部、潤徳小学校北側から西へ都道503号相模原立川線の「南新井」交差点付近まで、500mほどの区間を親水公園として整備したものが向島用水親水路だ。整備が施される前はコンクリート護岸の水路だったらしいが、これを木の杭や土で固めた護岸に戻して生き物に優しい環境を実現、さらに子どもが水辺に降りて楽しめるように配慮して、親水公園としたものだという。整備に当たって流れを小学校の敷地に引き入れてビオトープを造り、小学校の子どもたちが水辺に親しみ、自然学習の場としても利用できるようにしたのだそうだ。
向島用水親水路は概ね水路と水路に沿った散策路から構成されている。散策路は木々に包まれて駅に近い市街地の一角であることを忘れるほどだ。小学校の北東側で「ほほえみ橋」という橋が水路を跨いでいる。景観に配慮した美しい意匠の橋だ。その袂、水路の南側の岸辺にベンチを置いた休憩所のようなスペースが設けられている。ベンチに腰を下ろし、水の流れを眺めながらのんびりと時を過ごすのもお勧めだ。
向島用水親水路の東端近く、水路の岸辺に水車小屋がある。向島用水親水路が整備されたときに併せて造られたもののようだ。もちろん本来の目的に使用されている水車小屋ではないが、木々に包まれた水車小屋の佇まいは古い時代の農村の風景を彷彿とさせて興趣に富んだ景観だ。水路の周辺は今では住宅地となり、水田が広がっていたかつての風景を探すのも難しくなってしまったが、それだけに向島用水親水路の風景には郷愁を誘うような風情がある。昔日の風景を想像しながら歩いてみるのもよいものだろう。水車小屋の少し東側で親水路は終わっているが、向島用水はさらに西へと流れが続いている。向島用水に沿って散策を楽しむのも一興だ。

向島用水親水路は京王線高幡不動駅から北へ歩いて数分の距離だ。若宮神社横を抜けて進んでゆくと左手に潤徳小学校があり、その北側から西に親水路が延びている。500mほどの長さしかない散策路だが、緑濃い様相はなかなか魅力的なものだ。水辺の植物などを観察しながらのんびりと歩いてみるといい。
最上流部付近では向島緑地が隣接している。林の中を小径が辿るだけの緑地だが、併せて訪ねておきたい。西へ抜けて浅川河畔に出ると開放感に富んだ眺めが爽快だ。向島用水に興味のある人なら向島用水の取水堰も見ておきたい。少し下流側には美しい意匠の「ふれあい橋」が架かっている。浅川河畔の散策も一緒に楽しむのがお薦めだ。
最上流部付近では向島緑地が隣接している。林の中を小径が辿るだけの緑地だが、併せて訪ねておきたい。西へ抜けて浅川河畔に出ると開放感に富んだ眺めが爽快だ。向島用水に興味のある人なら向島用水の取水堰も見ておきたい。少し下流側には美しい意匠の「ふれあい橋」が架かっている。浅川河畔の散策も一緒に楽しむのがお薦めだ。







