横浜線沿線散歩公園探訪
横浜市中区山手町
−山手公園−
水仙の咲く山手公園
Visited in January 2025
水仙の咲く山手公園
山手公園は明治初期に山手の居留地に暮らす外国人たちによって造られた公園で、日本に於けるテニス発祥の地としても知られる。春は桜が美しい公園だが、冬から早春にかけては園内に水仙が咲き、静かな園内に季節の風情を漂わせる。
水仙の咲く山手公園 水仙が見られるのは山手公園の園内、5番・6番テニスコートと芝生広場との間辺りだ。園路脇の緑地スペースに日本水仙が植えられている。数という点ではそれほど多くはなく、辺り一面を覆い尽くす水仙の群生のような味わいは望めないが、冬枯れの公園の中に咲き誇る水仙は楚々とした美しさを感じさせて風趣に富んでいる。

花の写真趣味の人ならひときわ美しい水仙を探してクローズアップの写真を撮ったり、旧山手68番館を背景に構図を考えたりしながらカメラを構えるのも楽しいひとときだ。
水仙の咲く山手公園 山手公園の西側部分は丘陵の斜面を活用して段差のある広場が設けてある。山手本通りから山手公園へ至る道路から一段下の広場にスロープで降りる園路が設けられているのだが、このスロープ脇にも少しだけだが水仙が植えられている。数は少なく、広場の脇をわずかに彩るほどだが、訪れたときにはこれも見ておきたい。

水仙の花は日の当たる方向に曲がる性質があり、陽光の方向を向いて咲いている。このため、この園路脇の水仙は下側の広場を向いて咲いている。園路側からでなく下の広場から見上げるように観賞するのがお勧めだ。
水仙の咲く山手公園
山手公園は普段から観光客のあまり多くないところだが、水仙の咲く時期にはさらに訪れる人の姿は少ない。園内にはテニスを楽しむ人たちの声やボールの音が風に乗って届くばかりでとても静かだ。その静かさの中でのんびりと水仙を観賞しながら散策するのもいいものだ。“水仙の名所”とは言い難いが、花好きの人なら訪れてみてもいい。冬から早春にかけての山手散策の際に立ち寄ってみたい。
水仙の咲く山手公園
水仙の咲く山手公園
水仙の咲く山手公園
水仙の咲く山手公園