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横浜市都筑区茅ヶ崎南一丁目の街区に「茅ヶ崎公園」という公園がある。この一帯が港北ニュータウンとして造成される以前は丘陵の斜面だったのだろう。公園の立地は南が高く、北に低い。園内は草はらの広場や雑木林などによって構成され、北側には池もあり、昔の面影を彷彿とさせるような沢も残されている。特筆するほど規模の大きな公園ではないが、緑に溢れた魅力的な公園だ。 |
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茅ヶ崎公園は周辺が住宅地として造成される以前の樹林をそのままに残して整備された公園なのだろう。北へ降りる斜面のほとんどを雑木林が占めており、その林の中に抱かれるように草はらの広場や池などを配して公園は構成されている。外縁部には公園を取り巻くように舗道が延び、それらを繋いで園内を小径が辿っている。南側の外縁部を辿る舗道は「ささぶねのみち」の一部を兼ねており、この茅ヶ崎公園が「ささぶねのみち」の東端にあたっている。東端を南北に抜ける舗道は「せきれいのみち」の一部を兼ね、だから茅ヶ崎公園は「ささぶねのみち」と「せきれいのみち」とを繋ぐ機能を果たしている。
公園の西側部分には「自然生態園」という名の区画があり、ここには昔のままの谷戸田や溜め池などが保存されている。「自然生態園」はフェンスで囲まれており、通常は立ち入ることができず、春夏の土日祝日のみの開放となっている。谷戸の自然、そしてその自然と共にあった人々の営みを、昔のままに保全することが「自然生態園」のテーマなのだろう。「自然生態園」の水田は、隣接する茅ヶ崎小学校の児童たちの米作り体験などにも使用されるという。 |
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南が高く、北が低い立地の茅ヶ崎公園は、南側では視界の開けた「丘」の風景が、北側ではひっそりとした谷戸の風情が楽しめる。林の中を抜けてゆく小径もあり、雑木林の魅力も存分に楽しめる。広大な面積を有する公園というわけではなく、また西側の一角は「自然生態園」が占めているために通常利用できる部分が限られているが、端正に整備された中に昔ながらの自然を残した公園の在り方はとても魅力的だ。地元に暮らす人たちの日常的な散歩道としてはもちろん、遠方から訪れた立場の者にとっても素敵な散策のひとときを提供してくれる公園であるように思える。公園に駐車場はなく、横浜市営地下鉄「仲町台」駅からも「センター南」駅からも少々距離があるのが難点だが、周辺の緑道などを巡りながら訪れるとよいだろう。 前述したが茅ヶ崎公園は港北ニュータウン南部を辿る緑道「ささぶねのみち」と「せきれいのみち」の接点としても機能している。公園南側の外縁部を辿る「ささぶねのみち」を西へ辿ると「萌黄橋」で「歴博通り」を越えて、西に隣接する大原みねみち公園が近い。公園南東側から「せきれいのみち」を東へ辿れば、住宅街の中を抜けて横浜市営地下鉄「仲町台」駅近くへ至り、せせらぎ公園へと辿ることができる。併せて散策を楽しむのがお薦めだ。 |



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