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春、桜の時期の陵南公園はお花見の人々で賑わっている。公園自体の桜ももちろんだが、桜並木の続く南浅川河畔という立地もあって、「桜の名所」と言って差し支えなく、ぽかぽか陽気の春の日のお花見を兼ねた行楽には良いところだ。 |
公園内には14種類の桜があるという。広場を散策しながらそれぞれの桜に付けられたネームプレートを見てゆくと、ソメイヨシノやオオシマザクラなどの他、ウスゲヤマザクラやシラユキといったあまり馴染みのない名も見つけることができる。きときわ白く、遠くから見るとふんわりと綿毛のように咲く桜が印象的だが、これがシラユキだ。それぞれの品種の違いなどを見てゆくのも楽しい。 南浅川橋の袂の公園入口から広場へ至る野球場横の舗道は桜の並木だ。まだ若木だが、ここ何年かですっかり大きくなって「桜のトンネル」と言ってもかまわないほどになった。両脇が桜に彩られた舗道の様子はなかなか美しい。その舗道をお花見の人たちが行き交う様子も、春の公園の風情が感じられて楽しい。 公園の河岸には「大木」と言っていいような桜が見事な枝振りで並んでいる。川上側から川下方向へと眺めれば、河岸の桜の向こうに南浅川橋が見える。南浅川橋と桜との組み合わせはなかなか美しく、風情のある眺めが楽しめる。 |
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この時期、公園の駐車場は花見に訪れた人たちの車で終日満車状態が続く。近辺には他に駐車場は無く、お花見にはバスで訪れるのが良いだろう。高尾駅から歩いてもそれほど遠くはない。高尾駅から陵南公園を経由して南浅川河畔の桜を楽しみつつ、下流側に向かって水無瀬橋あたりまでのんびりと歩いてゆき、帰路は西八王子駅を目指すというのも良い散策コースであるかもしれない。 |

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