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以前歩いたときは高尾駅から南浅川河畔に出て、下流側へと辿り、水無瀬橋からバスに乗った。今回は西八王子駅から北へ住宅街を抜けて河岸に出て、そこから上流側へと向かう。五月橋を渡って左岸を西へ進むことにする。以前歩いたときは右岸を歩いたり左岸を歩いたりしたのだが、今回はずっと左岸を辿って陵南公園を目指そう。今年の桜もそろそろ盛りを過ぎようかという時期だったが、この辺りは桜の開花期が少し遅いらしく、今がまさに満開という様子だ。
南浅川左岸(北側)は南浅川緑地として河岸に広場が沿っており、その緑地に桜が並んでいる。前回歩いたのは2003年だった。そのときにはこの辺りの桜はまだ比較的小さな木だった記憶があるのだが、あれから三年しか経っていないというのにずいぶんと大きな木に育っているように見える。ソメイヨシノは成長が早いらしいから、三年でもずいぶんと育つのだろう。河岸は散策の人たちが多く行き交っている。桜並木の景色を楽しみながら、皆のんびりと春の散策を楽しんでいるようだ。
桜並木の河岸を歩く。前方の景色を眺めたり、ふとふりかえって下流側の景色を眺めたり、対岸の桜を眺めたり、視界のすべてに桜が咲き誇り、素晴らしい景観が広がっている。南浅川はこのあたりでは緩やかに蛇行し、その曲線に沿って桜並木も緩やかな弧を描く。その様子もとても美しい。桜の並木はほとんどがソメイヨシノだが、他品種の桜もあるようだ。濃いピンクで花を咲かせるシダレザクラは淡い色彩のソメイヨシノの中でひときわ目立つ。
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