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相模原市緑区下九沢
−相模原北公園−
早春の相模原北公園
March 2019
早春の相模原北公園
相模原北公園は四季折々に花々の楽しめる公園だ。早春には「ピクニック広場」の南側に設けられた「梅園」にさまざまな品種の梅が咲き、美しい景観を見せてくれる。梅の花が見頃を迎える時期、園内はまだ冬枯れの残る風景だが、のんびりと散策するのも楽しい。
早春の相模原北公園

早春の相模原北公園

早春の相模原北公園
相模原北公園の「梅園」は公園の東端部、「ピクニック広場」の東側の外縁部に沿って、アーチ状に設けられている。梅の数は約100本ほどで、特筆するほど多くはないが、それらの梅のほぼすべてが異なる品種のものだということで、さながら“梅の見本園”のようでもある。梅の木にはそれぞれに品種の名を記したプレートが添えられており、品種などにあまり詳しくない人間にとっては「このような名の品種もあるのか」と思うこともあって楽しい。

「梅園」は梅の木の間を縫うように園路が巡り、それぞれの梅を間近に観賞していけるのが嬉しい。美しい梅の花や蕾をクローズアップで撮影したり、早春の青空を背景に見上げたときの美しさを堪能したり、存分に観梅の楽しさを味わうことができる。

現代的なデザインの公園内に設けられた「梅園」だから、風情という点では今一つという観もあるが、数多くの品種の梅が楽しめるのは魅力的だし、こうした規模の大きな公園の中で観梅を楽しめるというのがいい。近隣では身近に観梅を楽しめる場所として知られ、梅の咲く時期にはカメラを携えて撮影に訪れる人も少なくない。

梅は品種によって、さらにその年の気温などの気象条件によって開花の時期が違うが、早いものは1月下旬から咲き始め、2月中旬頃から見頃を迎える。2月下旬頃から3月上旬にかけてがお勧めの時期だろう。日を置いて何度か訪ねてみると、違った表情が楽しめる。
梅の花が見頃を迎える頃、風の冷たさの中にも春らしさが漂い始める頃だが、公園の中はまだまだ冬枯れの風景だ。園内を巡ってみると、この季節ならではの風景を見つけることができる。すっかり葉を落として“裸”になったイチョウやメタセコイアの樹形も美しいし、落葉樹が葉を落とした「郷土の森」に日差しが深く入り込んでくる様子も美しい。「芸術のプロムナード」や「ハーブ園」周辺ではクリスマスローズが咲いている。それらの風景を楽しみながら、のんびりと園内散策を楽しむのもお勧めだ。
早春の相模原北公園早春の相模原北公園

早春の相模原北公園早春の相模原北公園
相模原北公園の「梅園」は“梅の名所”と呼ぶには少し物足りないが、さまざまな品種の梅が楽しめるのは楽しい。冬枯れを残す園内の風景も、季節の興趣を感じさせて素敵だ。お天気の良い、暖かな日に、観梅を兼ねて早春の公園散歩に訪れるのがお勧めだろう。
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