八王子市久保山町
宇津木台緑地
April 2004
八王子市久保山町二丁目のほぼ中央部、南北に
宇津木台中公園と
久保山公園を繋ぐ形で横たわる雑木林の尾根がこの宇津木台緑地だ。現在は宇津木台団地として整然とした住宅街となったこの辺りも以前は雑木林の丘陵だったのだろう。その名残がこの緑地だと考えてよいのではないか。
宇津木台中公園の南端の階段を登ると雑木林の丘に四阿があり、そこからさらに南に向かって林の中に小径が伸びている。小径とはいっても舗装もされておらず、林の中を人が通り抜けるうちに踏み固められて道となったような尾根道だ。道の両脇には木立の隙間から住宅街の姿が見えるが、林の中はなかなか静かで野鳥の声も聞こえてきて清々しい気分を味わえる。
規模も特筆するほど大きくはなく、これといって特徴のある緑地ではないが、四季それぞれに雑木林の息吹に接することはできるし、近辺に暮らす人にとっては充分に魅力的な散策コースと言えるだろう。また緑地の西側の住宅街と緑地の間に舗道があり、この舗道もまた片側に雑木林を見ながらの散策が楽しい。往路に緑地内の尾根道を歩き、復路にはこの舗道を歩くという楽しみ方もできるだろう。