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さらに甲州街道を西へ進むと「八日町」交差点だ。南から国道16号線が甲州街道に合流する。国道16号線は「八日町」交差点で西に折れて西進し、「八幡町」交差点で北へ折れてゆく。だから「八日町」交差点から「八幡町」交差点まで国道20号線と国道16号線が重なっているわけで、交通量もたいへんに多いところだ。「八日町」交差点から北進する道路は「みずき通り」という名で、一方通行の商店街だ。さらに「八日町」交差点から八王子駅北口へ向けて「西放射線ユーロード」という歩行者専用道路も延びており、「ユーロード」へと続く交差点の南東側の角にはちょっとした広場がある。駅方面から甲州街道へ、あるいは「みずき通り」へ、「八日町」交差点周辺を行き交う人々の姿はたいへんに多い。
この「八日町」交差点の南東側、「ユーロード」へと続く広場の脇に、「一般国道八王子道路元標」が置かれている。「道路元標」というのは道路の起終点や経過地点を示すための石標のことで、1919年(大正8年)に制定された旧道路法によって各市町村に一個設置することとされ、たいていは市町村役場の前や主要道路の交差点に置かれていた。八王子では大正9年当時の「八幡町三番ノ一」に定められていたものという。現在では「道路元標」の設置を義務づけた法令などはなく、道路の改修などによって失われた道路元標も多いらしいが、一種のモニュメントのように設置されている例も少なくないようだ。この「一般国道八王子道路元標」は国道16号、国道20号に於ける「八王子」を示す距離の起点として設置されたものであると、説明が添えられている。その説明によれば、実際の起点は道路元標の北西側19メートルの、「八日町」交差点の中央にあるらしい。ちなみにこの地点は国道16号では横浜市桜木町の起点から40km、国道20号では東京都中央区日本橋の起点から45kmであるという。
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