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今年(2006年)もまた早春の「高尾梅郷」を歩いた。三月もそろそろ下旬、梅も咲き揃っているに違いない。昨年(2005年)の三月初めに歩いたときは時期が早すぎ、あまり咲いてはいなかったのが残念だった。美しく咲き誇る満開の景色を見たいと思って、今年もまた出かけたのだった。気分的には昨年のリベンジだ。 |
まず「西浅川児童遊園」に立ち寄っていこう。「西浅川」交差点から甲州街道を少し下った辺りにある小さな児童遊園だが、梅が美しい。入口の脇や広場の脇などに、紅梅、白梅それぞれ数本の梅が咲いている。それほど規模の大きなものではなく、周囲は住宅地だから「風情」という点でも少し物足りないが、個人的には「高尾梅郷の観梅散歩はまずここから」と思っている。広場にはゲートボールを楽しむ地元のお年寄りの姿があり、その横で早春の日差しを浴びて梅が咲き誇る。その穏やかな早春の光景を堪能してゆこう。 |
歩きながらあちらこちらにカメラのレンズを向けていると、散策に訪れたらしい年配の男性に道を訊かれた。「高尾梅郷」の案内を記したリーフレットを手に、どのようなルートで歩けばいいだろうかとアドバイスを求められた。「ちょっと遠くから来たもので、道がよくわからなくて」と笑っておられた。どこから来られたのだろう。 |
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「関所梅林」の梅は旧甲州街道から見るのが美しい。紅白の梅が道沿いに並び、早春の青空を背景に日差しを浴びる姿が素晴らしい景観を見せる。小仏関跡の碑の横手では山茱萸(サンシュユ)の木も花を咲かせている。旧甲州街道の「駒木野」バス停付近から見上げると紅白の梅、山茱萸の黄色、その背景に常緑樹の緑と空の青があり、色彩のコントラストがたいへんに美しい。 「関所梅林」の梅と山茱萸を堪能したら、そろそろ今回の観梅散歩は終わりにしよう。「駒木野」バス停でバスを待ってもいいが、来た道をゆっくりと逆に辿って高尾駅を目指すことにしよう。 |
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昨年(2005年)の三月に高尾梅郷を歩いたときはまだ梅が咲き揃っておらず少しばかり悔しい思いをしたから、今回は充分に満足できた観梅散歩だった。次の機会には梅の開花状況をよく見極めてさらに西を歩いてみよう。 |

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