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11月の晴れた日、「小春日和」と呼ぶに相応しい日に、JR横浜線の鴨居駅から中山駅にかけての鶴見川沿いを歩いてみた。川の南岸を選び、途中、鶴見川から支流の恩田川へと逸れるコースだ。 |
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JR横浜線の鴨居駅を北口へ出ると目の前に鶴見川が流れている。駅前からそのまま川を渡る橋は鴨池橋という人道橋だ。川向こうは池辺町で、日本電気や松下通信工業をはじめとして大小の工場が並ぶ工業地帯になっている。鴨池橋は、それらの会社に勤める人たちの鴨居駅と勤め先とを繋ぐ通勤路であるのだろう。
川沿いに住む人たちによるものだろうか、堤防道の端が小さく畑のように耕作されて花が植えられていたりする。厳密に言えば良くないことなのだろうが、散策の目を楽しませてくれることもまた事実だ。川沿いの工場の敷地内に植えられた樹木の姿も心和むものだ。やがて都橋を経て中山大橋へと至る。中山大橋から南へ向かうと中山駅北口まですぐだ。 |
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鴨居駅から中山駅まで、鶴見川沿いを歩くのはそれほどの距離はない。ゆっくりと歩いても一時間を要しない。中山駅前からさらに恩田川を上流に向かい、流域の散策を楽しむのもよいものだ。特に中山駅北口から恩田川上流域の地帯は昔からの水田地帯で、現在ものどかな田園の風景が残っている。田植えの季節から秋の刈り入れの季節などであれば、散策もさらに楽しいものになるだろう。あるいは中山駅を出発点にして下流へと向かい、小机あたりまで足を延ばすのもよいだろう。 このあたりでは工業地帯の中を抜けて行く鶴見川だが、河畔の散策は意外なほどのんびりとのどかな雰囲気が楽しめる。水辺ではあるが、真夏の炎天下より春のポカポカ陽気の頃や秋の小春日和の頃の方が良いかもしれない。 |

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