
岩手県宮古市、中心市街地の北東側、「浄土ヶ浜」の名で呼ばれる美しい海岸がある。天和年間(1681〜1683年)に宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖がこの風景に感嘆し、「さながら極楽浄土のごとし」と評したことからこの名があると言う(異説もある)。


















岩手県北自動車株式会社によって運営されていた「みやこ浄土ヶ浜遊覧船」は2021年(令和3年)1月11日の運行を最後に事業を終了した。赤字の常態化に加え、船体の老朽化や乗組員の高齢化により、事業の継続が困難との判断となったようだ。残念である。なお、本頁で紹介した浄土ヶ浜マリンハウスによる運営の「さっぱ船遊覧」は継続中である。

