施設内には「バザール棟」、「スパ棟」、「ボートセンター」の建物が並び、海岸部には遊歩道が整備されている。それらの建物はそれぞれに三角屋根や塔屋などを備えた凝ったデザインで建てられており、白を基調に青や緑、赤、黄といった色彩がアクセントとして施され、「道の駅」という概念を超えて、リゾート施設のような佇まいを見せる。海岸の遊歩道を歩けばそれらの建物の並ぶ景観がたいへんに美しい。やはりお昼前の時刻、陽光を浴びて輝く姿がお勧めか。海岸はマリーナ、係留されたヨットが並ぶ。遊歩道脇にはソテツも植栽され、それらの織り成す景色がさらに“リゾート感”を高めてくれる。
「バザール棟」と「スパ棟」の内部にはさまざまな売店が並ぶ。伊豆土産のほとんどが揃っていると言ってもあながち過言ではない。「バザール棟」の中央部を吹き抜けにして回廊となった二階には数店のレストランが並んでいる。さまざまな料理を扱うフードコートの他、魚料理の店、寿司店、うどん・そばの店、ラーメン店などが揃っており、この充実ぶりも一般的な「道の駅」の概念を超えるものと言っていい。「スパ棟」にも「マリーナ展望レストラン」があり、これは温泉を利用した後での食事に便利だろう。