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春の片倉城跡公園はお花見の穴場と言ってもよいかもしれない。桜は主に丘の上の本丸跡と二の丸跡の横手にあり、周囲を木立で遮られているために周囲からは見ることができず、例えば公園下の国道16号を走る車や公園の南側を通る横浜線の車窓からも、公園に見事な桜があることがわからない。地元の人にはよく知られてはいるが、それだけに「知る人ぞ知る」的なところもあって楽しい。 |
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本丸跡から西へ空堀跡らしい窪地を抜けてゆくと二の丸跡の広場へ出る。この二の丸跡と本丸跡との間に桜が多く、頭上は桜色に染まったように見える。訪れた時にはすでに満開の時期をわずかに過ぎてはらはらと花の散る時期だったが、落ちた花弁が地面を覆い、まさに「桜の絨毯」といった表情で楽しませてくれた。
二の丸跡の広場の西側には畑地が広がり、のどかな春の丘の風景が横たわっている。畑地の中を抜ける小径へと歩を進めて春の散策を楽しむのもよいものだろう。 |

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湯殿川河岸から東の方を見ると、国道16号が湯殿川を渡る住吉橋の向こうに見事な桜の姿が見える。住吉橋から下流側にかけて、湯殿川河畔には桜が植えられており、これも美しい景色で楽しめる。公園側から国道を渡るには北側の国道16号と北野街道との交差点や南側の「片倉駅入口」交差点へと廻らなくてはならないのが少々不便だが、片倉城跡公園へお花見へ訪れた際には足を延ばして湯殿川河畔の桜も見ておきたい。 |
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片倉城跡公園の桜は数の点ではそれほどの規模ではなく、その意味では「桜の名所」と呼ぶには物足りないが、ひっそりとした丘の上の広場に咲く様子は魅力的で、ひととき喧噪から離れて、穏やかなお花見の時間を過ごすことができる。家族やグループでお弁当を持ってピクニック感覚で訪れるのが、より楽しめるように思える。 |

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