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横浜市緑区の中央部北端、青葉区との区境の東名高速道路が通るあたりに北八朔公園がある。名の通り、緑区北八朔町に位置する。北八朔町は鶴見川流域の農耕地帯と緑豊かな丘陵が広がるのどかなところだったが、近年になって北側の青葉区に東名青葉インターもできて雰囲気はかなり変わってきたような気がする。北八朔町の北西側には東急田園都市線の青葉台駅を中心とした住宅街が広がっているが、その範囲も徐々に西八朔町や北八朔町にまで延びてきているようにも思える。そうした状況の中にこうした公園が整備されるのも、いわば当然の成り行きなのかもしれない。
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道路に面した公園入口から園内に入ると広場が出迎えてくれる。疎らな木立とベンチなどを配した広場で、のんびりとした開放感が魅力だ。広場の横は駐車場で、39台分の駐車スペースが用意されている。駐車場は有料で、最初の1時間が200円、以後30分毎に100円の料金が必要だ。
左に逸れる遊歩道があり、それを辿ると公園間近に迫った住宅街に抜け出てしまう。その遊歩道の傍らは見事な竹林だ。季節柄筍が育っているが、やはりここにも筍掘り禁止の旨の注意書きがあるところなどは何とも情けないという気もする。
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特筆するほど規模の大きな公園ではなく、間近まで住宅街の迫る立地では少々興をそがれるところもあって、「里山の自然」といったものを期待して遠方から訪れるような性格の公園ではないだろう。しかしそれでも園内は雑木林に囲まれた谷戸の風情は充分に保っており、ひととき喧噪を忘れてゆったりとした散策を楽しむことができる。 この地域に暮らす人々にとってはきっと大切な場所であることだろう。公園としての整備からその維持に至る経緯は、半ば見捨てられ荒れ果てていたこの地を誰もが身近に自然に触れることのできる公園として蘇生させることであったと言うこともできるかもしれない。やがて周囲はさらに開発が進み、真新しい住宅が増えてゆくのだろうか。その時、この公園の存在はさらに貴重なものになるに違いない。 |

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