|
|

|
町田市の忠生一丁目の東端部分から隣接する山崎町にかけて、忠生公園という自然溢れる公園がある。1977年(昭和52年)に一部が開園していたのだが、その後に山崎町側の谷戸部を整備し、1997年(平成9年)に現在の形になったものだという。面積8ヘクタールほどの公園だが、その半分以上は谷戸の自然をそのまま残した自然観察園として整備され、特に湿地の自然が魅力的な公園となっている。 |
|
公園は東西に谷戸が延び、その両脇に雑木林が残され、一部に広場などが設けられた形だ。北側部分には「忠生がにやら自然館」という名の施設が設けられ、そのあたりが公園のメインの入口と考えてよいだろう。「忠生がにやら自然館」は展示ホールや講習室、図書コーナーなどを設置した施設で、公園での自然観察や学習体験の拠点となるものだ。「がにやら」というのは「カニの棲む谷戸」という意味の地元の呼び名なのだそうだ。公園に初めて訪れた際には「忠生がにやら自然館」に立ち寄り、展示物などを見学しておくとよいだろう。公園のパンフレットも置かれているので貰っておくと便利だ。
「源流の池」から東に流れ出た水は湿地を形作り、その中を木道が辿っている。夏に向かって湿地の植物は人の背丈以上に育っており、その中を抜ける木道は迷路のようで楽しい。ところどころで立ち止まって水の中を覗き込むのも楽しく、さまざまな植物を観察するのも飽きない。トンボの姿があるのもいい。
|
|
最近はこうした谷戸の自然をそのまま残して公園に整備される例が少なくないが、その中でもこの忠生公園の谷戸は特に湿地の様子が魅力的だ。遊歩道から観察するだけの、どこか「高みから見下ろす」ような視点ではなく、まさに手を伸ばせば届く距離に身近に感じられるのが嬉しい。決して広大な敷地の公園ではないが、それがかえってひっそりとした谷戸の沢の風情を感じさせてくれるのかもしれない。四季折々に訪ねて、その自然の表情を楽しみたい公園だ。また、忠生公園大橋に隔てられてはいるが、公園の北には「かたかごの森」もあり、時間が許せばあわせて訪ねてみるのもよいだろう。 |

| 問い合わせ | 町田市都市緑政部公園緑地課 忠生がにやら自然館 TEL: 042-792-1326 |
| 開園時間 | (レクリエーション部) 6月〜9月 午前6時〜午後7時 10月〜5月 午前6時〜午後6時 駐車場利用時間も同じ |
| (自然館・自然観察園) 午前9時〜午後4時30分 | |
| 休館日 | 月曜日(月曜が祝日の場合は翌日) 国民の祝日の翌日 12月29日〜1月3日 |
| 交通 | 町田バスセンター3番乗り場から 町32・町33・町34系統で「忠生公園」下車 町田バスセンター12番乗り場から 町22・町27・町33系統で「忠生公園入口」下車 町田バスセンター13番乗り場から 町28・町29・町30系統で「忠生公園入口」下車 |
| 駐車場 | 自然館前に大型2台を含む40台分ほど 車椅子利用可 木曽口にも車椅子専用駐車場有り |

|
|