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砂田川は護岸工事が施されており、河畔は基本的に住宅地だ。川には橋がたくさん架かっている。東前田橋、東前田一之橋、平成橋と辿りながら、上流側へと向かう。横浜市環境創造局水・緑管理課と横浜市神奈川土木事務所による「砂田川」の案内板が建てられている。東前田橋の辺りで鳥山川合流点から1.24kmである旨が記されている。上流側に行くに従って河畔には畑地が多くなった。畑地にはキャベツが並んでいる。「菅田羽沢の農業地域」はキャベツの生産量で市内一なのだそうだ。畑地の向こうには緑の丘が横たわり、のどかな風景が広がっている。道脇ではコスモスが風に揺れて散策の目を楽しませてくれる。
やがて川の合流点があった。南からの流れに沿って進むことにしよう。すぐにバス通りだ。「菅田道路」と呼ばれる道路のようだ。これを横切り、小さな川に沿って進む。周辺はますますのどかな農村風景の様相を呈してくる。右手には尾根が迫り、左手には畑地が広がっている。緩やかな斜面に横たわる畑とこんもりと木々の茂った丘の景色が美しい。畑は、やはりキャベツ畑が多いように見える。地図を確認すると右手の尾根の向こうには第三京浜が近づいているようだ。進んでゆくと、やがて第三京浜が眼前に迫り、道路はその下をくぐってゆく。
第三京浜をくぐると道沿いの川はますます細くなった。道路は広々とした畑地の中をほぼまっすぐに辿っているが、旧道らしき道が右手に逸れている。その道へと進む。旧道らしき道は細い川に沿い、右手は林が迫る中に住宅が点在している。その中に入り込む路地の向こうにずいぶんと立派なケヤキの姿が見えた。誘われるように近づいてみると横浜市の名木古木に指定された樹木だった。道沿いの佇まいには昔ながらの里山の風情が残っており、のんびりと歩くのは楽しい。民家の庭先の柿の木やピラカンサなどを眺めながら歩く。道は細いが舗装路だ。その上にカマキリの姿があった。このような出会いもなかなか楽しい。
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