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相模原市南区下溝
−相模原公園−
六月の相模原公園水無月園
June 2019
六月の相模原公園水無月園
相模原公園の南西側部分、本園部分から道路を挟んだ外側に「水無月園」という名の花菖蒲園が設けられている。二万株を超える花菖蒲が植えられており、花期を迎えれば見事な景観を見せてくれる。
六月の相模原公園水無月園
西側に設けられた「クスノキゲート」から園内に入り、すぐに右手(南側)へ延びる園路を辿り、一般道を水無月橋という人道橋で越えると、その先が水無月園だ。水無月橋から降りてゆく園路からも、木々の向こうにすでに花菖蒲の咲く景観が見え隠れする。水無月園は面積約2300平方メートル、その中に菖蒲田が設けられ、118種を超える22000株ほどの花菖蒲が植えられている(2019年現在)。その咲き揃う様は壮観で見事なものだ。

六月の相模原公園水無月園
水無月園は少しばかり整然としすぎて、里山に囲まれた谷戸の菖蒲田のような風情は感じられないが、明るく開放的な雰囲気の中、品種を揃えて巧みに配置された様子は上から見下ろすと幾何学的な美しさも感じられる。西側の奥には木立に囲まれた一角もあるが、やはり水無月園のメインは東側の部分だろう。

菖蒲田の周囲を遊歩道が巡り、中ほどを横切る木道も設置されている。園内を巡れば場所によって景観の表情が変わって飽きない。四阿やベンチなどもあって、のんびりとくつろぎながら花菖蒲観賞のひとときを過ごすことができる。花菖蒲園としてはそれほど有名ではないようで、花の盛りの時期にも訪れる観賞客はあまり多くはない。そのためゆったりと静かな中で花菖蒲を観賞することができる。
花菖蒲の名所としては決して規模の大きなものではないが、二万株を超える花菖蒲の織りなす景観はやはり素晴らしく、花菖蒲の好きな人なら見逃せない。晴天の日の明るい雰囲気も悪くないが、雨に濡れた花菖蒲はまたいっそう風情のあるものだ。六月の花を訪ねての散策を、相模原麻溝公園の紫陽花とともに楽しみたい。
六月の相模原公園水無月園