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夏の名残も失せてようやく秋の気配が漂い始めた九月の半ば、恩田川の支流である梅田川に沿って歩いてみた。梅田川の河畔には「新治市民の森」などもあり、自然がよく残って散策も楽しいところだ。この付近には何度か訪れたことはあったのだが、初秋の頃を選んで梅田川に沿って源流域の「三保市民の森」のあたりまで歩いてみたいと思ったのだった。 |
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梅田川は、鶴見川の支流である恩田川の、そのまた支流で、三保町の奧部を源流域にして三保町と新治町の境に沿うように流れている。梅田川の河畔へ至るには横浜線の十日市場駅から新治小学校のあたりを目指すのが近いが、今回は敢えて十日市場駅から東へ向かい、いったん恩田川沿いに出た後に梅田川へと辿ってみた。
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しばらく歩くと河岸に小さな公園があった。公園の広場にはゲートボールを楽しむ地元の人たちの姿があり、遊具のある一角では母親に連れられた小さな子どもたちが遊んでいる。地元の社交場といった雰囲気の、のどかな風景だ。 |

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杉沢堰からさらに上流へ向かって河岸の小径を歩くと、やがて川の右手に梅田川遊水地がある。小さな池もあるが、その周囲の窪地へは入ってゆくことも可能なようだ。今は夏草が生い茂り、足元の様子もよく見えないために岸辺から眺めるだけにしておく。遊水地の向こうには「新治市民の森」の一角になる雑木林の里山が迫っている。
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バス通りへと出ると「梅田」バス停だ。そこからしばらくバス通りを歩き、「梅田谷戸」バス停まで来て、再び旧道へと逸れた。こちらはさきほどよりさらに昔ながらの里山の風情を残している。竹林の横を過ぎ、畑を回り、農家の傍らを抜けて進む。やがて旧道からバス通りへと出ると、ちょうど「三保市民の森」の入口だった。 |


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今回は敢えて恩田川河畔から梅田川源流域の「三保市民の森」までを歩いたが、やはり一本橋付近から三保念珠坂公園あたりまでの、杉沢堰の周辺が散策の楽しいところで、その付近と「新治市民の森」との散策を兼ねて訪れるのが楽しめるように思える。横浜線の十日市場駅から南へ辿って新治小学校付近を目指して訪れるのがよいが、中山駅からバスに乗り、「坂下」バス停などで降りてみるのもよい方法かもしれない。 |

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