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多摩ニュータウンには公園が多い。子どもたちのための小さな遊び場的な公園はどこにでもあるし、ある程度の規模の公園もそれぞれの街区に用意されている。そもそもが自然の溢れる多摩丘陵であったところを造成したニュータウンであるため、そうした公園の中にはかつての多摩丘陵の名残を感じるものも少なくない。その多摩ニュータウンの数々の公園の中でも代表的存在と言えるのが多摩センターのすぐ南に位置する多摩中央公園だろう。 多摩中央公園はその中央部に大池を抱え、その南側を芝生の広場が囲む開放感溢れる公園だ。東側の外周部には都市緑化植物園や古民家を移設して和風庭園のように設えた一角もあり、なかなか充実した公園といってよい。多摩センター駅と多摩中央公園の間にはホテルや大型スーパーなど、さまざまな商業施設も建ち並び、休日には買い物客で賑わうが、買い物ついでに公園でのんびりと過ごすという人も多いのだろう。スーパーの食品売場などでお弁当を仕入れて公園でランチタイムにする人の姿も見かけるし、それもなかなか気の利いた過ごし方ではないかと思う。 |
芝生の広場は外周部を木立が取り囲んでおり、木陰にはベンチが設置されていてのんびりとしたひとときを過ごすのには最適の場所だ。芝生の上にシートを広げてランチタイムを楽しむ家族連れなども休日には多いし、平日には小学校や幼稚園などの遠足の場所となっていることも少なくないようだ。やはりこうした芝生の広場には走り回って遊ぶ子どもたちの歓声が似合う。今では多摩センター駅周辺にさまざまな高層の建物が建ち並び、芝生の広場からも大池の向こうにそれらの建物が見えてしまうが、それだけに緑に溢れた公園は「オアシス」のような印象をもたらしてくれる。 |
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「ピラミッドギャラリー」の奧にはホールや事務所が置かれている。ホールはさまざまな市民講座なども開催されているようだ。一角には図書コーナーが設けられ、植物関連の書籍を自由に閲覧することができる。また「相談コーナー」もあり、花や緑に関する相談にのってくれる。ガーデニング趣味の人などには見逃せない施設ではないだろうか。
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散策路は「県木の道」と名付けられ、道沿いに都道府県の木が植えられている。宮崎県木のフェニックスと香川県木のオリーブだけは、この地方の気候では寒すぎるということで、グリーンライブセンターの温室内に植えられているということだが、これらを除くすべての都道府県の木が、この「県木の道」に植えられているという。のんびりと散策を楽しみながら、自分の故郷の木を、あるいは旅行で訪れたことのある地方の木を探してみるのも一興かもしれない。
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「くつろぎの広場」に移設された旧富澤家住宅はかつての連光寺村にあったもので、富澤家は古く戦国時代から続く名家として江戸初期の検地から明治初期の名主廃止まで村の名主を代々務めてきたのだという。名主が廃止された明治期になっても、神奈川県の県会議員なども務めるなどして名家として続き、明治天皇をはじめ、皇族の方々が兎狩りなどの行幸の際に「御小休所」としてこの家を利用したのだという。1990年(平成2年)に富澤氏より寄贈された建物を多摩市が移築復元して公園内の広場として整備したものがこの「くつろぎの広場」で、1993年(平成5年)に開園している。富澤家の歴史や住宅の移築に関しては多摩市教育委員会発行のパンフレットに詳しい。
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多摩中央公園から南へウェルサンピア多摩の横を抜けて住宅街の散策路を辿れば宝野公園に近く、その周辺にもさまざまな公園が点在する。宝野公園から西へ桜並木の舗道が延びており、春には見事な景観を見せてくれる。桜の季節にはぜひ足を延ばしたい。それらの公園の周辺は街並みも美しく、点在する公園を巡りながらゆったりと散策を楽しむのもよいだろう。 ![]() ![]() 公園は多摩センター駅から至近で、駅周辺の繁華街に隣接していると言っていいから、食事などにも困らない。ウェルサンピア多摩やパルテノン多摩の喫茶室を利用してのんびりとしたひとときを過ごすのも悪くない。公園の駐車場は用意されていないが、パルテノン多摩の駐車場の他、近隣にはそれぞれに有料ではあるが買い物客用にいくつもの駐車場があるので、車でのアクセスにもそれほど困ることはないだろう。 |

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