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「多摩センター」駅の南、落合五丁目から鶴牧四丁目にかけて「富士見通り」という名の通りがある。その名の通り、空気の澄んだ日には富士山の姿も見えるということだが、最近では桜の名所としてよく知られるようになった。その富士見通りを、桜の満開の季節に歩いてみた。 |
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富士の姿は見えないが、その代わりに見事な桜並木が富士見通りを彩っている。中央部は芝生の広場になっていて、その両脇に桜並木の舗道が伸びる。それぞれの舗道の両脇に桜が植えられていて、二列の並木が芝生の広場の両脇に伸びる景観は見事というほかはない。桜並木の舗道を歩くと、まさに「桜のトンネル」という形容が相応しく、頭上に覆い被さるように咲き誇る桜の下の散策が楽しめる。
散策する人の姿も多い。ほとんどは地元の人たちがのんびりと桜を楽しんでいるようだが、評判を聞きつけて遠方から訪れたらしい人の姿もある。ところどころに設置されたベンチに腰を下ろしてのんびりと桜を眺める人や、桜のトンネルを見上げながらそぞろ歩きを楽しむ人など、人々の楽しみかたはそれぞれだ。桜並木に挟まれた芝生の広場ではシートを広げてくつろぐ人の姿もあり、お弁当を広げるグループや家族連れの姿もある。 実に見事な桜並木でありながら、いわゆる「花見」としてのお祭り気分の喧騒とは無縁の、穏やかでゆったりとした雰囲気がいい。ゆっくりと散策を楽しむのもいいし、芝生の広場にシートを広げてのんびりと過ごすのもまたいい。あまり有名になりすぎるとこの静かな雰囲気が壊れてしまうのではないかと心配だが、穏やかな春の日を楽しみたい人にはお勧めの場所であるのは間違いないだろう。 |
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多摩センター駅から歩くと15分ほどかかるだろうか。富士見通りの近辺は基本的に住宅街で、お店などはない。お弁当持参が良いだろう。多摩センター駅方面から来るのであれば、駅近辺のお店でランチを調達してくるのもよいかもしれない。 |

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