佳景探訪
梅香る野川公園
東京都調布市の野川公園は緑に溢れた広大な公園だ。開放感溢れる広場の一角には梅林が設けられており、早春には美しい景観を見せる。梅がほころび始めた二月半ば、野川公園を訪ねた。



梅香る野川公園

梅香る野川公園

梅香る野川公園

梅香る野川公園

梅香る野川公園
東京都調布市の野川公園は、かつて国際基督教大学のゴルフコースだったところで、40haほどの面積を有する広大な公園だ。園内にはさまざまな樹木が茂って緑に溢れ、その間に横たわる開放感溢れる広場が魅力だ。その広場の一角に梅林が設けられている。それほど規模の大きな梅林ではないが、まだ冬枯れを残す公園の風景の中に紅白の梅が鮮やかに咲き誇り、美しい景観を見せてくれる。

梅林が設けられているのはサービスセンター側から入ってすぐの、右手に広がる広場の一角だ。二月の中旬ではまだ園内は冬枯れの風景で、吹き渡る風も冷たい。その中に松などの常緑樹が緑を添える。そんな風景の中に、紅白の梅が早春の色彩を加えてくれる。

梅の数は約30本、梅林としては小さな規模で、さらにそのすべてが同じ時期に咲き揃うわけではないから、見頃の梅は数えるほどだ。しかし、どの梅も大きく枝を広げ生命力溢れる姿で花を咲かせている。その景観が見事だ。冬枯れの風景の中に清涼な色彩を添える白梅も美しいし、艶やかに咲く紅梅も素晴らしい。早春の青空と常緑樹の緑、そして紅白の梅の花とが見せる色彩のコントラストがたいへんに美しい。

梅の名所と言えるほどの規模ではないが、早春に観梅目的で訪れても充分に満足できる。例年、一月下旬には早咲きの白梅が咲き始め、二月に入る頃になると紅梅も咲き始める。その年の気候によっても異なるが、見頃は二月下旬から三月中旬頃だ。見頃を迎えることに訪れて、さらに数日経ってから再訪すれば、また違った表情を楽しめる。まだ風の冷たい季節だが、家族でお弁当を持って訪れるのもお勧めだ。

参考情報
本欄の内容は野川公園関連ページ共通です
交通

電車でのアクセスであれば、西武多摩川線の新小金井駅や多磨駅が最寄りということになるが、どちらも公園までは徒歩で十五分ほどはかかるだろう。バスであればJR中央線の武蔵小金井駅や三鷹駅、あるいは京王線の調布駅からのバス路線を利用するといい。

駐車場は有料で200台分を越えるスペースで用意されているが、公園の規模から考えれば行楽シーズンの休日にはとても足りないだろう。駐車場は人見街道側にあるが、東八道路の交差点にも案内標識があり、比較的分かり易い。

飲食

管理所横に売店があり、カレーや焼きそば、うどん、たこやきなどの軽食とドリンク類を販売しているが、他に本格的なレストランは無い。公園の性格から言ってもお弁当を持参して、木陰にシートを広げてのランチタイムがお勧めだ。

公園南側を通る人見街道の公園入口近くに蕎麦屋とコンビニエンスストアがあるが、他には公園周辺にお店は無い。公園に向かう途中でおにぎりなどを調達しようという場合は公園に近づく前に立ち寄っておいた方がいい。

バーベキュー場の利用は無料だが予約が必要とのことだ。利用時間や問合先などについては西武・武蔵野パートナーズによる公式サイト(「関連する他のウェブサイト」欄のリンク先)を参照されたい。

周辺

野川の上流部、西側には都立武蔵野公園が隣接しており、野川河岸の遊歩道を辿って行けば道路を一本横切るだけで武蔵野公園へと入って行ける。武蔵野公園も緑に溢れた公園で、特に野川河岸の散策が楽しい。また春の桜の時期秋の紅葉の時期の武蔵野公園はたいへんに美しい。ぜひ散策の足を延ばしたい。野川を下流側へ辿れば「大沢の里」と呼ばれる一角があり、昔ながらの水田の広がる風景が残されている。時間が許せば野川の河岸を辿って散策を楽しみたいところだ。
梅香る野川公園

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