幻想音楽夜話

Picks Log
ちょっと気になっている音楽やアーティストについて、あるいは気になった音楽シーンの話題について、「幻想音楽夜話」のトップページの「Picks」欄に短いコメントで気ままに記しています。このページはその「Picks」欄の過去ログです。「Picks」欄の過去ログは年毎にまとめてあります。メニューから表示ページを選択して下さい。最新のものは「幻想音楽夜話」トップページでどうぞ。
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Windy City / Alison Krauss
アリソン・クラウスの最新作が17年ぶりのソロ・アルバムで、カントリー/ブルーグラスのスタンダード曲のカヴァー集だというので、ちょっと期待したものがあって購入した(国内盤は3月8日に発売済み)。いや、期待通りの素晴らしさだ。そもそもアリソンは歌のうまい人だし、楽曲も名曲揃い。悪いわけがない。心に染みいる歌声、というやつだ。しばらくは愛聴盤になりそうだ。
June 8, 2017
グレッグ・オールマンを悼む
グレッグ・オールマンが27日、亡くなった。69歳だった。70年代当時はオールマン・ブラザース・バンドをあまり聴かなかったが、今では大好きだ。「Idlewild South」や「At The Fillmore East」、「Eat A Peach」などなど、80年代以降になってからよく聴いた。ついにグレッグもデュエインのもとへ行ったのだな。今夜はオールマン・ブラザース・バンドを聴こう。心よりご冥福をお祈りします。
May 30, 2017
Novum / Procol Harum
プロコル・ハルムの14年ぶりのオリジナル・アルバムだ。アルバム・タイトルの「Novum」はラテン語で、「New」の意味だそうだ。プロコル・ハルムと言っても、要するにゲイリー・ブルッカー&バンドなわけだが、彼の歌声を聴くだけで「プロコル・ハルム」だなぁと感じてしまうのも確かだな。なかなか良いアルバムだぞ。往年のファンは聴くべし。
May 22, 2017
Echo Night / ADAM at
このところ車の中で聴いているのが、これだ。「ADAM at」というのは、キーボーディスト/ピアニストを中心に、他のメンバーはセッション毎に異なるというバンドだそうだ。「Echo Night」が3枚目のフル・アルバムだそうで、2011年から浜松で活動していて、2014年に最初のミニ・アルバムが発表されている。ジャズの分野では話題になったようだが、まったく知らなかった。それにしても、この怒濤のグルーヴ感は何だ。すごいぞ。
April 27, 2017
アラン・ホールズワースを悼む
アラン・ホールズワースが亡くなった。彼の娘が16日のFacebookで訃報を伝えたそうだ。個人的には特に彼のファンだというわけではなかったが、ソフト・マシーンやテンペストなど、彼の参加した作品は大好きだった。彼の卓越したギター・プレイも好きだった。彼を偲んでテンペストを聴こう。心からご冥福をお祈りします。
April 18, 2017
Return To Ommadawn / Mike Oldfield
できれば国内盤で買いたいと思っていたのだが、国内盤がリリースされないので、けっきょく輸入盤を購入して、ようやく聴いている。「Ommadawn」の続編的作品ということで、1970年代当時のようにMike Oldfieldがひとりでさまざまな楽器を操り、制作したもののようだ。パート1とパート2の二部構成、それぞれ20分ほどという楽曲の長さも往年の作品を踏襲したものだ。うん、やっぱりMike Oldfieldはこうでなくちゃ、と思いながら聴いている。随所に「Ommadawn」のモチーフが見え隠れするのもいいぞ。大満足だ。
March 29, 2017
チャック・ベリーを悼む
3月18日、チャック・ベリーが亡くなった。90歳だった。偉大なロックン・ローラーだった。心からご冥福を祈りします。
March 20, 2017
ムッシュかまやつを悼む
ムッシュかまやつが、1日、亡くなった。78歳だった。個人的には、今も彼はザ・スパイダースのメンバーだ。だから、彼の名は今でも「かまやつひろし」、「ムッシュ」が通称という感覚で、「ムッシュかまやつ」の芸名には違和感がある。「あの時君は若かった」や「フリフリ」、「バン・バン・バン」、「いつまでもどこまでも」などの楽曲が好きだったな。心よりご冥福をお祈りします。
March 3, 2017
Wonderful World Of The Pen Friend Club
The Pen Friend Clubの4作目だ。またリード・ヴォーカルが替わった。しかし新しいボーカリストもしっかりThe Pen Friend Clubのコンセプトに相応しい声質と歌唱の持ち主だ。収録曲は全10曲、例によってステレオとモノの両ヴァージョン収録で全20トラックだ。日本語詞のオリジナル曲が前回より増えた。どの曲も素敵だ。大滝詠一の「夏のペーパーバック」やロネッツの「Born To Be Together」、ビーチボーイズの「Sherry She Needs Me」といったカヴァーはいかにも、といったところだが、アイク&ティナ・ターナーの「River Deep - Mountain High」やフィフス・ディメンションの「Love's Lines, Angles and Rhymes」のカヴァーは新境地といったところか。それも悪くないぞ。それにしても「Sound Of」、「Spirit Of」、「Season Of」ときて、次は何だろうと思っていたら「Wonderful World Of」だ。さて、次は何かな。そのアルバムタイトルをそのまま曲名にしたインストゥルメンタル曲「Wonderful World Of The Pen Friend Club」もとってもいいぞ。
February 15, 2017
ジョン・ウェットンを悼む
ジョン・ウェットンが、1月31日、亡くなった。癌で闘病中だったそうで、就寝してそのまま亡くなったらしい。享年67。個人的には特に「ジョン・ウェットンのファン」だったことはないが、ロック・シーン、特にプログレッシヴ・ロック・シーンに於ける彼の貢献度の大きさには改めて敬意を表したい。彼を偲んで、久しぶりにキング・クリムゾンの「Red」を聴こう。心からご冥福をお祈りします。
February 2, 2017
Kikagaku Moyo(幾何学模様)
Kikagaku Moyo(幾何学模様)というバンドのことがちょっと気になっている。東京出身の日本人のバンドだが、アメリカで活動中らしい。だから日本で買えるCDは“輸入盤”なのだな。InterFMの「Ready Steady George!!」でGeorge Williamsがプッシュしていて、それで知ったのだが、なかなかサイケなサウンドでいいんじゃないかと思っている。「Kogarashi」という曲がお気に入りだが、他の曲もいいぞ。それにしても、この「Kogarashi」という曲を聴いて、既視感に似た思いを抱いたのだが、何に似ているのだろう。思い出せない。
January 27, 2017
ピエール・バルーと石坂敬一氏を悼む
遅くなってしまったが、やはり書いておこう。昨年の暮れ、ピエール・バルーと石坂敬一氏が亡くなった。ピエール・バルーはフランスの俳優、ミュージシャン。クロード・ルルーシュ監督作品の映画「男と女」(1966年公開)で主役と主題歌の作詞、歌を務めた。28日、心臓発作だったそうだ。享年82。石坂敬一氏はユニバーサル・ミュージック会長や日本レコード協会会長、ワーナーミュージック・ジャパン会長などを歴任した日本音楽業界の重鎮だが、若い頃には東芝EMIの音楽ディレクターとしてビートルズやピンク・フロイドなどを手がけた。1960年代から1970年代にかけて洋楽を聴いていた者なら石坂氏の名を知らない者はいない、と言っていいほど、当時の日本に於ける洋楽のマーケティングに貢献した。ピンク・フロイドの「Atom Heart Mother」に「原子心母」という秀逸な邦題を付け、さらに帯に「ピンク・フロイドの道はプログレッシヴ・ロックの道なり!」という有名なキャッチコピーを付けたのも石坂氏である。このコピーが「プログレッシヴ・ロック」という呼称を一般に広めたと言っても過言ではない。31日、入浴中に倒れているのを家族が見つけたそうだ。71歳だった。心よりご冥福をお祈りします。
January 11, 2017
昨年の紅白歌合戦への批判に思う
ちょっと遅くなってしまったが、紅白歌合戦の話題だ。まるで恒例になったかのように、今回も紅白への批判が目についた。まぁ、確かに、いろいろと不満はある。首をかしげたくなるような演出も少なくなかった。「原点に立ち返れ」的な意見にも賛同できる部分もある。しかし、だ。昨今の紅白批判には少し違和感を覚えることがある。「紅白が面白くなくなった、楽しめなくなった」的な論調だ。では、訊くが、昔の紅白は面白かったのか? 昔の紅白は楽しめたのか? そうは思わない。昔から、紅白歌合戦は面白くなく、楽しめないものだった。それでも見ていたのは、親が見ていたから一緒に見ていたという理由だったり、好きな歌手が出演するからという理由だったり、「年末は紅白だよね」といったわけのわからない理由からだった。ある年代の頃にはまったく見ていない時期もあった。それでいいんじゃないかと思う。だから昨年の紅白も、あれはあれでいいと思うのだ。基本的に面白くないが、どこかひとつは、楽しめる部分があるものだ。それでいい。シン・ゴジラの登場も、タモリさんとマツコさんの寸劇も、個人的には楽しめたぞ。残念なのは、そして致命的なのは、誰の歌唱も印象に残っていないということだ。でも、ま、それもそれでいいんだろうと思うのだ。最後に一言だけ言っておく。ガッキー、ほんの数秒、手の振りだけでも踊ってくれてありがとう。あれが昨年の紅白の最高の瞬間だった。
January 8, 2017