幻想音楽夜話
Picks Log
ちょっと気になっている音楽やアーティストについて、あるいは気になった音楽シーンの話題について、「幻想音楽夜話」のトップページの「Picks」欄に短いコメントで気ままに記しています。このページはその「Picks」欄の過去ログです。「Picks」欄の過去ログは年毎にまとめてあります。メニューから表示ページを選択して下さい。最新のものは「幻想音楽夜話」トップページでどうぞ。
樋口宗孝を悼む
Loudnessのドラマー、樋口宗孝が11月30日、肝細胞癌のため、入院先の病院で亡くなった。享年49歳。ご冥福をお祈りします。
December 5, 2008
「Chinese Democracy / Guns N' Roses」
ついに、というか、やっと、というか、14年振りの新作。総制作費14億円だそうだ。今年一番の話題作であることは間違いない。それにしても、やはりガンズ、サイコーですな。
November 27, 2008
デイブ平尾を悼む
元ザ・ゴールデン・カップスのヴォーカリスト、デイブ平尾が11月10日に亡くなった。享年63歳。ご冥福をお祈りします。
November 14, 2008
「Doll / Scandal」
話題沸騰の女子高生バンド。見た目の印象で偏見を持ってはいけない。ごくごく真っ当なロックンロール・バンドだ。しかもセンス良し。ロックというものが何なのか、彼女たちはよくわかっている。応援する。
October 26, 2008
リチャード・ライトを悼む
ピンク・フロイドのオリジナル・メンバーだったキーボード奏者のリチャード・ライトが9月15日に亡くなった。癌だったそうだ。享年65歳。彼の造り出すサウンドが大好きだった。1970年代の半ば、フロイドのメンバーが相次いでソロ・アルバムを発表したとき、一番のお気に入りはリチャード・ライトの「Wet Dream」だった。ご冥福をお祈りします。
October 17, 2008
「The Cosmos Rocks / Queen + Paul Rodgers」
ヴォーカルにポール・ロジャースを迎えた新生クイーンというより、ポール・ロジャースとブライアン・メイとロジャー・テーラーの三人による新バンドと解釈すべき。初期クイーンとバッド・カンパニーとフリーを愛したファンとしては熱烈歓迎。
October 3, 2008
「That Lucky Old Sun / Brian Wilson」
ここのところ、こればかり聴いている。何度聴いても飽きない。傑作。
September 20, 2008
「A Good Day / Priscilla Ahn」
ポスト・ノラ・ジョーンズとの呼び声高いプリシラ・アーンのデビュー・アルバム。透明感のある真摯な歌声、穏やかな表情の中の高揚感、素晴らしい。J-WAVEが強力にプッシュ中。
August 29, 2008
「ハレーション / たむらぱん」
う〜ん、奥井香を思い出す。嫌いじゃないぞ。
August 1, 2008
「熱帯JAZZ楽団XII 〜The Originals〜」
これまでのオリジナル曲から選曲した、いわゆるベスト盤。ま、今さらと言えば今さらなんだが、夏に誘われて買ってしまった。ビッグ・バンドによるラテン・ジャズ、やっぱり暑い季節には最高ですな。
July 26, 2008
「Make My Day / 新垣結衣」
否定的に言えば声量がない、肯定的に言えばいわゆるウィスパリング・ヴォイス、ときおりドキリとするような表現力を発揮するところが女優らしいところ。賛否あるだろうけれども、彼女はこのままでいいと思うぞ。カップリング曲の「ソバニ」はロックなアレンジがカッコいい。
July 18, 2008
「7(seven)」
村上秀一を中心に井上鑑、島健、松原正樹、後藤次利、斎藤ノブ、本多俊之という錚々たるメンバーが集まってのスーパーバンド、ゲストに渡辺香津美、林立夫、DANCE☆MAN、Fried PrideのShihoを迎えてのアルバム。カヴァー曲を中心に14曲を収録、2日間のリハーサルと2日間のレコーディング、全曲一発録音で制作されたそうだ。安心して聴いていられるけれどもスリリングな演奏、まさにプロフェッショナル、素晴らしい。
July 18, 2008
「元気ロケッツI -Heavenly Star- / 元気ロケッツ」
煌めき弾けるサウンドプロデュース、浮遊し飛翔するハウスグルーヴ、高揚感を誘うLumiの歌声、サイコーに気持ちいい。話題の元気ロケッツ、7月2日発売のファースト・アルバム。
July 11, 2008
「Hawaiian Blossom / Raiatea」
今やハワイアン・ミュージック・シーンで人気実力共に若手No.1に成長したライアテア。これは2007年の秋に発表されたサード・アルバム。可憐な歌声が素晴らしい。日本でもやっとこれが似合う季節がやってきた。7月9日には日本独自企画のベスト盤「Sweet Sunshine 〜 Best of Raiatea」も発売、これも「買い」だな。
July 8, 2008
「Superfly / Superfly」
待望のファーストアルバム。収録曲のタイプはストーンズ風のロックン・ロールからウエストコースト風、シンガー/ソングライター風、さらにはスペクターサウンドまで多彩だが、それほど散漫な印象はない。先行したシングル曲を収録しなくてはならなかったからアルバムとしての構成にはやや無理もあったように感じるが、全体的にはなかなか魅力的に仕上がっている。越智志帆のヴォーカルも本領発揮という感じで聞き惚れてしまう。これまでのシングル盤に収録されていたカップリング曲、特に洋楽カヴァーはどれも収録されていないので、このアルバムで越智志帆のヴォーカルを気に入った人は、既発売のシングル盤を探して買うべし。
May 16, 2008
「愛をこめて花束を / superfly」
ギターの多保孝一がコンポーザーに専念するために脱退、superflyはけっきょく越智志帆のソロ・ユニットになってしまったが、音楽性は以前と変わらない。2月27日に発売された新曲「愛をこめて花束を」はドラマ「エジソンの母」の主題歌に採用されており、一般への認知度も高いようだ。今回の曲も(演奏には参加していないが)多保の作曲。これをきっかけにブレイクして欲しいところだ。シングル盤のカップリング曲「愛と感謝」はJAPAN FM LEAGUEの「POWER OF MUSIC」キャンペーン・ソングだった曲、FMで聞いたことのある人も多いに違いない。「Rhiannon」はフリートウッド・マックの楽曲で、作詞作曲はスティーヴィー・ニックス。越智志帆はスティーヴィー・ニックスが好きらしい。「愛と感謝」と「Rhiannon」は多保孝一がギターでも参加している。今回も60年代、70年代のロックの匂いが濃厚。
March 9, 2008
「Onde Brilhem Os Olhos Seus / Fernanda Takai」
日系三世のブラジルの女性シンガー、フェルナンダ・タカイのナラ・レオン・カヴァー集。ブラジル音楽というとサンバやボサノヴァばかりだと思いがちだが、これは敢えてそうしたリズムに背を向けている。それでナラ・レオンのカヴァーというのが洒落ている。フェルナンダの歌唱はコケティッシュでクールで知的、アレンジも演奏も素敵だ。
March 4, 2008