幻想音楽夜話
この音楽について想うこと(Thoughts on this music)
「この音楽について想うこと(Thoughts on this music)」は「幻想音楽夜話」のメインコンテンツです。所有しているCDの中から一枚のアルバムを選んで、その音楽作品について想うことを書き綴って公開しています。論評的なものであったり、回顧録のようなものであったりと、とりとめもありませんが、「好きな音楽について想うままに述べてみる」ことを趣旨としています。あくまで各作品に対する個人の雑感であり、それ以上でも以下でもありません。異論・反論などもあるかと思いますが、それらを否定するものではありません。
アーティスト名アルファベット別インデックス
M
Mick Ronson
ミック・ロンソンは1970年代から1980年代にかけて活躍した英国人ギタリストだ。1970年代初期にはデヴィッド・ボウイやイアン・ハンターのバンド・メンバーとして活動、アレンジャーとしての才能にも長け、「グラム」の勃興と隆盛を支えたミュージシャンのひとりだ。1970年代に二枚のソロ・アルバムを残したが、1993年、肝臓癌で帰らぬ人となった。
Mike Oldfield
マイク・オールドフィールドは1970年代初期から活動するイギリスの音楽家だ。種々の楽器を駆使し、多重録音によってほぼ一人で造り上げた「チューブラー・ベルズ」によって、当時設立されたばかりのヴァージン・レコードからデビューした。壮大で深遠な印象ながら穏やかな表情を持つプログレッシヴ・ミュージックは独自の存在感を放ち続けている。
Moody Blues
ムーディー・ブルースは1960年代半ばから活動するブリティッシュ・ロック・バンドだ。1967年のセカンド・アルバム「Days Of Future Passed」によってプログレッシヴ・ロックへと変貌、プログレッシヴ・ロックの草分け的存在としてシーンを牽引し、1970年代初期まで高い人気を誇った。その後は音楽性が変化したが、長く活動を継続している。
Montrose
モントローズは1970年代初期に活動していたアメリカン・ハード・ロック・バンドだ。エドガー・ウインター・グループに在籍したギタリストのロニー・モントローズによって結成されたバンドで、ドライヴ感溢れるロニーのギター・サウンドが魅力のハード・ロックだった。後にヴァン・ヘイレンに加入するサミー・ヘイガーがメンバーだったことでも知られている。
Mountain
マウンテンは1960年代末から1970年代初期にかけて活動したアメリカン・ハード・ロック・バンドだ。ギタリストのレズリー・ウエストとベーシストでプロデューサーのフェリックス・パパラルディによる双頭バンドで、豪放でありながら音楽理論に裏付けられた音楽性が持ち味で、特にライヴで本領を発揮するバンドだったが、1972年に解散してしまった。
紫 (Murasaki)
紫は1970年代に活動した沖縄出身のハード・ロック・バンドだ。1975年夏の「8.8 Rock Day」に出演して話題を呼び、1976年にデビュー・アルバムが発表された。ディープ・パープルに多大な影響を受けたハード・ロックで、テクニカルな演奏が当時の日本ロック・シーンでは抜きんでていた。大きな人気を得たが、ライヴ盤を含む三枚のアルバムを残し、解散した。